コミュニケーションギャップのパターン

行動心理学

行動心理学では人間をいくつかのタイプに分類します。

それぞれのタイプに共通点と相違点がありあす。

その区別をする際に見ていくのが思考・行動パターンです。

 

意思決定におけるタイプ

人柄重視」 「結果重視」 「直感重視

  

人間はみな、様々な状況に応じてこれらの思考・行動パターンに分類されます。

ではそれぞれを解説していきます。

 

買い物の場面では意思決定の違いがわかりやすく出てきます。

①店員の感じが良かったから買った(買ってしまった)。

②売り手の人柄はともかく、値段と中身を比較してコスパが良いものを買う(買いたい)。

③商品を見た瞬間に「これだ!」っと感じたら考えずに買う(買ってしまう)。

 

①の人は人柄重視です。その名の通り相手の人柄を大事にします。

②の人は結果重視です。数字やデータが大事なタイプです。

③の人は直感重視です。直感・権威を大事にするタイプです。

 

そして、この考え方の違いが

部下が指示通りに動いてくれない

お客さんとのコミュニケーションの壁

など、人間関係を難しくしていくわけです。

 

それぞれのタイプのストレスの感じ方

人柄重視は直感重視に

結果重視は人柄重視に

直感重視は結果重視に

それぞれストレスを感じます。

相手と自分のパターンを理解することでストレスの原因がわかります。

原因がわかれば話は早いですよね。

あとは改善策を講じるだけです。

 

表現方法、思考プロセスにおける2タイプ

ストレート」 「オブラート

 

久しぶりに会った親しい友人が少し太っていたとき

①「あれ?太った?」

②「ちょっと見ないうちに貫禄でてきたね。」

  

①はストレートです。

②はオブラートです。

 

ストレートの言い方がどう考えても失礼やんけ!

 

確かにそうかもしれませんね。

 

でもね。

 

ストレートの人が「ちょっと見ないうちに貫禄でてきたね。」と言われると

この遠回しな表現が逆に嫌味に聞こえるんです。

「はぁ?太ったて言いたいんだろ?それならハッキリ言ってくれよ。」

と、こう思うわけなんです。

 

ちなみにぼくはゴリゴリのストレートタイプ

口が悪い、失礼と言われることがよくあります。

整骨院勤務時代には先輩から

口の利き方に気を付けろ、後輩への指導がキツすぎる

などよく言われた記憶があります。

  

オブラートの人では反対のことが起こります。

相手を傷付けまいと柔らかい表現を信条とするため

「あれ?太った?」

と短刀直入に言われると

「いやいや自分が一番わかってるから、そんなにハッキリ言わんでもいいやん…」

という心理反応が起こります。

 

「あれ?太った?」 「ちょっと見ないうちに貫禄でてきたね。」

どちらも相手を思いやっての言い方なんですが

OSの違いによって受け取り方が変わってしまうんですね。

 

この2つのタイプの違いは

親しくなればなるほど

腹を割ったつきあいをしたい

相手が傷つく本音を言うのを避ける

というタイプの違いとも言えますね。

 

行動パターンに出る2つタイプの違い

行動スタイルの違いは様々な場面でみられ

仕事の進め方にもあらわれます。

何か仕事を任された際に、目標達成するための取り組み方にも大きな違いがでます。

 

①目標とする着地点を明確に詳細に設定、そこまでのスケジュールを逆算して組み立て、ムダなく一直線に考える。

②目標を大きな的とし、一つひとつ結果を積み重ね、さらに良くするために臨機応変に行動し、付加価値をつけながら。

 

①はストレートタイプ、②はオブラートタイプです。

 

他にも

「自賠責保険の資料を木曜までによろしく」と頼まれると

ストレートタイプは「遅くとも木曜の午前中には提出だ!」

オブラータイプは「木曜の夜でも問題ないでしょ。」

なんて考えます。

 

これ恐ろしいのが

上司がストレートタイプの人間だった場合

オブラートタイプの部下にキレ散らかす可能性がありますよね。

 

でも、

上司が部下のタイプをわかっていれば

「自賠責保険の書類は木曜の午前中には出してくれ」

と言えることでキレ散らかす可能性もガクンと下がるわけです。

 

接骨院にかかってくる電話で

「そちらに通院中の〇〇様の施術証明書がまだ届かないのですが。」

という保険会社からの催促電話

オブラートタイプの人間が書類作成を担当していると多いように思います。

ちょっと前に書いたように

ぼくはゴリゴリのストレートですので催促の電話は受けたことがありません。

自賠責の施術証明書は

当月の末日夜もしくは翌月の1日午前中には発送していましたから。

数ヶ月分まとめて発送なんか考えもしません。

 

人柄重視」 「結果重視」 「直感重視

ストレート」 「オブラート

これらの違いによるコミュニケーション・ギャップが

お互いのストレスにつながっているというわけです。

このブログを読んでいてなんとなく分かる方もいるんじゃないですか?

  

さてここまで書いた行動心理学の考え方ですが

これは本当にさまざまな人間関係に活用することができます。

 

仕事での人間関係

相手のタイプを知れることで上司と部下、同僚との関係がスムーズになります。

 

家族での人間関係

人生における長い時間をともにするメンバーです。

 

恋人との人間関係

互いの特性を理解することで相性の良い悪いも乗り越えられるようになります。

 

友人との人間関係

付き合いが長くてもちょっとしたことで関係にヒビが。

なんてことにならないように。

 

子育てや学校教育

みんなできるのに君だけなぜできないんだ。

そもそもタイプが違う子どもを比較することがナンセンスです。

厳しく育てる、褒めて育てる。親がいいと思っていても本人には苦痛なんてことも。

 

自分と患者さんでの人間関係

いま担当している患者さんには

どういう言い方がベストなのか。

どういう治療計画を見せるのがベストなのか。

どう説明すれば必要だけど高額なインソールをストレスや不安なく買ってもらえるのか。

 

ぼくは高級タワマンの中のスパでマッサージをしています。(現在はコロナで休止中)

ちなみにこのタワマン、月の家賃は最安45万〜最高100万というぶっ飛びタワマンです。

そこでお客さんの生年月日を把握・分類し、タイプごとに話し方を変えて実験をしました。

結果どうなったかというと

全スタッフの中で最年少で勤務期間も最短にもかかわらず指名がもらえるようになりました。

このマッサージ店のお客さんは目当てのスタッフがいないとマジで帰ります。

 

お互いにストレスなく人間関係が円滑になる行動心理学

 

次回は行動心理学でできること・できないことについて書きます。

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