マッケンジー法の検者間一致率

マッケンジー法

あなたは検者間一致率について考えたことはありますか?

違う検者たちが同じ検査をするとどのくらいの割合で同じ結果になるのか。

この割合が高ければその検査は信頼性が高いと言えるのですが…

 

 

 

徒手検査

 

 

 

ぼくは常々この徒手検査の信頼性に疑問をもっています。

例えば McMurray Test

誰がやっても同じ結果が出るのかと言われるとそうじゃないですよね。

特にベテランな先生になると「私は少しこうして…」なんて

コツという名の癖があるこ多いような気がします。

 

ところでマッケンジー法は評価法ですよね。

なのでマッケンジー法の信頼性(検者間一致率)は気になるところ。

最近リニューアルしたマッケンジー法のコースマニュアルの中で

この信頼性についてのエビデンスが紹介されていました。

それによると

腰椎に対するマッケンジー法の信頼性は高いという結果が出ているそうです。

ただし、全てのマッケンジー法セラピストでの話ではないようです。

認定資格をもたないセラピスト間では信頼性は低く(Kappa値0.40〜0.60)

(Werneke2014より)

認定資格をもつセラピスト間では信頼性は高い(Kappa値0.70〜0.84)

(Garcia 2018より)

このコースマニュアルは腰椎編のマニュアルなので腰椎に関するエビデンスになっています。

ちなみにここでの信頼性を定義は、

異なる検者が同じ被験者を評価したときに評価所見、分類、マネジメントが一致する指標のこと。

です。

認定資格をもっているという条件付きではありますが

マッケンジー法は信頼性が高い評価法であると言えるようです。

 

 

補足

Kappa値とは2人の検者の診断の一致度を評価する指標で、
0〜1の値をとり、値が大きいほど一致度が高いことになります。
<0.40    不良
0.40〜0.60 普通
0.61〜0.80 良
0.81〜1.00 優良

 

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