動画で紹介:肩関節に直接介入するマッケンジー法の症例

マッケンジー法

今回は筋トレのスナッチで肩を痛めた女性の症例をご紹介します。
2016年アメリカ ノースカロライナ州 シャーロットにて開催されたマッケンジー法上肢編の講習会での一幕です。
サクラ患者ではなく講習会のために協力してくれた患者さんです。
PTのクリスティンさん(たぶん。)

筋トレのスナッチで右肩を負傷


可動域検査では中等度の屈曲制限、軽度の外転制限、中等度の内旋制限(HBB:ハンドバックビハインド)、中等度の伸展制限がみられます。

抵抗運動検査では外旋に強い痛みと筋力低下が、内旋に痛みと筋力低下がみられます。

まずは動画を見てください。
注意!4:43以降はまだ見ないでください!
説明を読みながら見てほしいので。

McKenzie shoulder evaluation at Part D in Charlotte, NC April 28, 2016
見るのは4:43まで!

そしてこの後、セラピストが何をしたかというと…

肩関節に反復して伸展刺激を加えました。

回数を追うごとに可動域が改善するのがわかります。
そして結果的に右肩はどうなったのか。

では動画の続きを見てください。
注意!5:58以降はまだ見ないでください!

McKenzie shoulder evaluation at Part D in Charlotte, NC April 28, 2016

屈曲可動域の改善、外旋筋力の改善と痛みの消失がみられますね。

この動画の面白いのはここからです。
では最後まで続きをどうぞ。

McKenzie shoulder evaluation at Part D in Charlotte, NC April 28, 2016

チューブを手にしたセラピストはクリスティンさんに外旋筋の促通を指示します。
指示通りに促通を行い再度、屈曲可動域を確認すると元に戻ってしまいました。
そして再び反復での伸展刺激を加えると、先程のように改善しました。

このように刺激というのは身体にとって善にも悪にも働きます。

外旋筋力が低下しているから外旋筋に促通をかけよう。
といった闇雲なやり方は時として害を与える行為になりかねませんね。

可能な限り正確な評価をして最適なチョイスをしたいものです。

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