どうもどうも、タケヒロです。
他者と自分を比較して辟易してしまい、妙な生きづらさを感じていたりしませんか?
具体的には自分の周りの“すごい人(またはそう感じる人)”や“うまくいっている人(またはそう感じる人)”などと自分の現状を照らし合わせてしまって精神的に落ち込んでしまったり、なんてことはありませんか?
いわゆる他者比較というやつ、これで自己肯定感を下げてしまって結果的に生きづらさを感じてしまう。
まぁ正直ぼくも全くないわけではありません。
しかし、自己肯定感を下げてしまっては自信を失う一方です。
よっぽどポジティブでもない限り他者と自分を比べて「おお!自分もあぁなれるのか!まだまだ伸びしろしかないな!」と考えるのはなかなか難しい気がします。(タケヒロは強制自己暗示的によくやりますが真似はおすすめしません)
その他者比較、間違っている!
他者比較そのものがダメなのではありません。
いらぬ他者比較によって、本来は起こらなかったはずの自己肯定感の低下を招くことが間違いなんです。
他者比較にもやり方というか、正しいというか、適切な他者比較とそうでない他者比較が存在します。
適切な他者比較は自分を鼓舞するきっかけになったり、元気の源になったりと良い影響を与えてくれるものです。
ここから 先はどんな他者比較が適切なのか? についてお話しします。
タケヒロ的他者比較論
まず、他者比較をする前に欠かせない過程をお伝えします。
それは比較対象と自分の属性を把握することです。
誰かと自分を比較して落ち込んだりするとき、頭の中では「あの人はこんなことができているのに、自分は…」といった感じでしょうか。
つまり自分と比較対象を同じライン上で見ていることになります。
いま自分が歩いている道(人生)の先にその比較対象を配置してしまっているということです。

その結果、自分ではその比較対象と同じ領域に到達できないと思ってしまうことで即座に自己肯定感の低下を招きます。
大事なのは自分とその比較対象を同じライン上で見ていいものなのかを判断することです。
それをより簡単にするために比較対象と自分の属性を把握する必要があります。
属性は何だってOKです、ここではわかりやすいようにポケモンを例に話します。
例えば、今のあなたがケーシーだとしましょう。

そんなあなたがSNSでリザードンの活躍を目にして無意識に自分との比較してしまい自己肯定感が低下しました。
しかしケーシーはどんなに努力しても、レベルが100になっても、リザードンにはなれません。

つまりケーシーがリザードンと自分を比較するのは間違いであり無意味です。
ケーシーの努力の最終到達点はフーディンです。

リザードンに憧れ、目指そうと努力をしても無意味、無理なものは無理という現実が待っています。
万が一、誰もが予想しなかった努力の結果、ケーシーがほのおタイプの技を使えるようになったとしても精々「ひのこ」のようなしょぼい技くらいです。
努力に対しての成長がかなりしょぼく、これでは「自分は頑張っても結果が出せない」と余計に自信を失い、自己肯定感が下がる一方です。
不適切な他者比較とはこういうことです。
属性違いの対象と自分を比較すること自体が間違いであり、それによって自己肯定感を低下させてしまうことなど無駄でしかありません。
それよりも、いま自分が歩んでいる道(人生)に集中して突き詰めるべきことを突き詰めていく方が大事です。
早くユンゲラーになりましょう。
適切な他者比較をすることで得られるもの
ケーシーにとって自分の歩む道(人生)の先にあのユンゲラーがいるという確信は努力の動力源として作用します。
つまり適切な他者比較では、自分の将来像や伸び代の実感を得ることができ、これは期待感や積極的な努力の源になります。
これは自信を失う不適切な他者比較とは真逆の影響です。
それでもやっぱり…
どうしても属性違いの他者比較をしてしまう。
そんな人は自分の属性を変えてみてはどうでしょうか。
ただし、属性を変えるにはそれなりの覚悟が必要になります。
ケーシーがリザードンになるためには、いままで貯めた経験値を捨て、ヒトカゲに生まれ変わって最初からやり直す必要があります。

現実世界で今までの経験値が0になることはありませんが、それぐらいの覚悟が必要ということです。
ようは比較対象を自分の歩む道(人生)の先に配置するのではなく、その先に比較対象が配置される道(人生)に自分を再配置するということです。
その覚悟さえもてればあとはその道(人生)を歩むだけで、努力のその先にはリザードンになっている自分が待っています。
セラピストで考えてみると
スポーツ現場で活躍しているトレーナー、著名人の施術で活躍している治療家、多店舗運営で活躍している経営者などセラピストには様々な活躍シーンがあり、どんなシーンに憧れをもつかも人それぞれです。
それぞれと自分の属性を比較して違うのであれば、属性を変える必要性が出てきます。
しかしこれは何も仕事を変えろとか、資格を取り直せということではありません。
現実世界での属性を変えるとはつまり、努力の方法や方向性を考え直して修正するということです。
スポーツ現場で活躍したいのであれば、そういった現場に出て、経験しながら学び、それを継続することです。
すると徐々にその領域での人脈も構築されていき、紹介などチャンスを掴む機会に恵まれます。
スポーツ現場での経験が全くなければ、いくら臨床歴が長くてもほぼ0からの再出発になる可能性が高く、その覚悟が必要になります。
現場=目指す比較対象が先にいる道(人生)が変わればそこでは今までとは違う経験値が積める反面、どうしても0からの再出発になるものですが、これで努力の方法や方向性は修正されます。
多くの場合、仕事を変える、資格を取り直すのではなく、現場を変えれば可能なはずです。
苦も楽も全ては自分次第
ここまで説明してきたように、他者比較によって生まれる生きづらさの原因は全て自分の中にあります。
- 比較対象と自分の属性、歩んでいる道の違いを理解していない
- それによって不適切な他者比較をしてしまう
- 気づかずに無駄または成長が見合わない努力を実行
まずは自分自身の属性、自分は何なのかを深く理解することが重要です。
同じ属性の高みを目指すのか、属性を変えて高みを目指すのかは個人の自由です。
そこに関してはぼくは何も言いません。
今回は他者比較に限定しての話でしたが、基本的に何においても、良いことも悪いことも、全て原因は自分の中にあるというのが現時点でのタケヒロ的人生論です。(今後変わる可能性も0ではないけど)
つまり、自分自身を深く理解することで、自分に合った環境というのが見えてきて、その環境というのは自分が最も最大限の努力を発揮しやすい環境であり、努力に対する結果も伴いやすい環境とういうことです。
注)楽して結果が伴うのとは意味が違う
汝自身を知れ
古代ギリシアのデルフォイのアポロン神殿に刻まれていた格言で、ソクラテスが座右の銘とし、哲学の入口として重視した言葉です。これは「自分には分からないことがたくさんある」と自覚する「無知の知」から始まり、自己の内面を見つめ、自身の限界や性質を認識することで、より良い生き方や真理を探求する出発点となることを意味します。

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参考および引用書籍・サイト
集-tsudoi-のブログでは以下のリストを参考もしくは引用しています。
書籍
- ガイトン生理学 原著第13版
- 筋骨格系のキネシオロジー 原著第3版
- グレイ解剖学 原著第4版
- プロメテウス解剖学 コア アトラス 第4版
- カラー図解 人体の正常構造と機能
- カンデル神経科学
- カパンジー機能解剖学
- 頭蓋仙骨治療
- アナトミー・トレイン
- チャップマンとグッドハートによる神経リンパ反射療法
- オステオパシーの内臓マニピュレーション
- The Mulligan Concept of Manual Therapy: Textbook of Techniques
- 臨床家のための基礎からわかる病態生理学
- マッケンジーエクササイズ頚椎・胸椎―構造的診断と治療法
- 腰椎―マッケンジーエクササイズ
- 「ポリヴェーガル理論」を読む
- からだのためのポリヴェーガル理論: 迷走神経から不安・うつ・トラウマ・自閉症を癒すセルフ・エクササイズ

