単刀直入に質問です。
あなたはマッケンジー法をご存知ですか?
…。
名前だけなら…。
そんな感じでしょうか?
大前提、マッケンジー法はまずあまり知られていません。
つまり使用者もしくは適切に使用できている人が圧倒的に少ないってことです。
そもそも知らない方が多いですからね。
ネットで調べても間違ったマッケンジー法ばかり出てくるし…
おそらく多くの方がマッケンジー法=腰の伸展なのではないでしょうか。
それは大きな大きな、大きな間違い。
この記事では国際マッケンジー協会認定資格を持つ私が、本当のマッケンジー法をご紹介します。
そして記事を読み終える頃には
あなたはマッケンジー法に関して鼻高です。(少しね)
この記事を読むことで手に入るもの
- マッケンジー法の「正しい知識」
- 高い評価力とリスク管理力
- 患者さんから「先生、〇〇やってもいい?」などの質問に理由をつけて答えられるようになる自信
- 症状の「戻り」を防ぐスキル
このブログは言わばマッケンジー法入門編の教科書です。
※ただしSNSなどでマッケンジー法を教わった!などの投稿はお控えください。コロナの自粛警察と同じでマッケンジー警察がいます。日々、マッケンジー法で検索をかけてツイートを発見しようものなら「著作権がぁー!」や「協会の決まりで指導資格を持たない人間の指導は禁止されている!」など物凄い剣幕で噛み付いてくるので気をつけてください。
それでは「本当のマッケンジー法」の世界へあなたをお連れします。
※この記事はPCで読みやすいように作成しています。
マッケンジー法は必ず脊柱からの評価を行います。
上肢症状なら頸椎・胸椎から、下肢症状なら腰椎からまず評価します。
例えば手首腱鞘炎ならまず頸椎の運動や手技をして症状の変化を確認します。
これがアキレス腱炎なら腰椎の運動や手技をして症状の変化を確認します。
つまり基本的な評価方法と考え方は部位に関わらず変わらないということです。
なのでマッケンジー法の習得はこのブログの内容を頭に叩き込むところから始まります。
このブログがマッケンジー法の根幹になる部分です。
1.マッケンジー法とは?
1-1.概要と考案者
マッケンジー法は1950年代にニュージーランドの理学療法士のロビン・マッケンジー氏が考案しました。
マッケンジー法の大きな特徴は
患者教育及びセルフエクササイズを重要視する。
ということ。
なぜなのか?
・セラピストへの依存を助長せず患者の主体性を引き出すため。
・痛みが再発した際に患者自身で対処、管理できるようにするため。
極端な話、治すことを目的としていません。
患者さんが自分の健康を自分で管理できるようにすることが、つまり患者さんの自立が最終的な目的になります。
治療家の悩みに多い「戻り」というやつ
あなたも経験があるかもしれませんが、マッケンジー法の場合はその「戻り」というやつに悩まされる機会は本当に少ないです。
マッケンジー法では細かな検査から導き出した適切なエクササイズが治療となるので患者さん自身で治療行為が可能というわけです。
そしてマッケンジー法を知らない治療家の方の多くが勘違いしていること
「マッケンジーといえば腰痛!マッケンジーといえば伸展!マッケンジー体操!」
しかし、正しくは
腰痛専門ではなく、全身に対応可能で、
伸展以外にも屈曲、側屈、回旋、外転、内転…全ての関節運動方向があり、
マッケンジー体操というものは存在しません。
マッケンジー法は正式名称を
Mechanical Diagnosis and Therapy (MDT)といいます。
メカニカル ダイアグノーシス アンド セラピー
Mechanical → 力学的な
Diagnosis → 診断・評価
つまりマッケンジー法は力学的評価法ということになります。
よく運動療法といわれますが実は評価法だったんですね。
余談ですが
私は学生時代に頸椎ヘルニアになってしまったことがあり、首の激痛と激しい可動域制限、左上肢の痺れ、左肩関節運動麻痺に襲われました。
あまりの痛みに横にもなれず、夜は座って寝るような生活を経験しました。オペを覚悟していましたがマッケンジー法によりオペを回避できました。今は何も後遺症的なものはなく快適に生活できています。当時の職場の院長がマッケンジー法を使っていたおかげですね。院長とマッケンジー法には感謝しかありません。
1-2.実は世界基準
マッケンジー法は国際マッケンジー協会本部のあるニュージーランドを中心に世界各国の医療現場で活用されています。
また、マッケンジー氏はイギリス、ニュージーランドより2つの勲章を受けています。

イギリスの勲章は大英帝国勲章といって
この大英帝国勲章を受けてる著名人は
ビル・ゲイツ(マイクロソフト会長)
エルトン・ジョン(歌手)
スティーブン・スピルバーグ(映画監督)
豊田章一郎(トヨタ自動車会長)
ラルフ・ローレン(ファッションデザイナー)
デビッド・ベッカム(サッカー選手)
などの世界的な方々ばかりです。
1-3.医師もやってるマッケンジー法
認知度が低いとはいえ、マッケンジー法を取り入れている医師の先生方も日本各地にいらっしゃいます。
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