どうもどうも、タケヒロです。
足関節の背屈可動域を確認しようと思い背屈するとめっちゃ底屈で抗ってくるおばぁちゃん。(背臥位)
膝関節の屈曲可動域を確認しようと思い屈曲するとめっちゃ伸展で抗ってくるおじぃちゃん。(伏臥位)
肩関節のモビライゼーションをしようと思い肩を動かすと頑なに腕を任せてくれないおばぁちゃん。(側臥位)
頚椎の手技をしようと思い頭を持ち上げるとその位置をキープしちゃって首の筋トレみたいになるおじぃちゃん。(背臥位)
こんな方々の経験ありませんか?
ありますよね?
まともに検査・手技できなくないですか?
できないですよね?
ということで今回は、あの”謎の力み”の正体を考えていきたいと思います。
そもそも何が起きているのか?
術者が起こしたわずかな関節運動をすぐさま感知して力を込めるあの現象。
例えば、足関節を背屈した瞬間、下腿を持ち上げて瞬間、上肢を動かした瞬間、頚椎を持ち上げた瞬間…
高齢者の反応にしてはいくらなんでも早い、早すぎる。
だってもしあれが反応なのだとすれば以下のようなプロセスなわけです。
STEP
術者が患者の体のどこかを把持
触圧刺激を患者の受容器が感知
STEP
「あ、触れられた」と患者が認識
受容器が感知した情報が脊髄を経由して大脳皮質感覚野まで到達
STEP
0コンマ数秒の反応で力を込めて抗う
大脳皮質運動野からの指令が脊髄を経由して筋まで到達
STEP
しかも抗うのは全身硬直ではなく触れている部位に限定
緻密なコントロールをしている
頭で認識した次の瞬間には緻密に術者に抗っている…やっぱり高齢者の反応とは思えない。
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